静岡にある芹沢銈介美術館へ行ってきました。
芹沢銈介の作品は、岡山の大原美術館で出会ってからなので、ファン歴20年くらいになるのですが、今回の目的は建物の体験です。
今計画している住宅。クライアントからのデザインについてのご要望は、シンプルモダンとクラシックの融合
これがなかなか難しく、模型をつくったり、スケッチしたりしている中で、一筋の光が射したのです。それは今までに創ったことのない質の空間。なので、その方向性でいいのか確かめたくて、思い切って行ってみることしました。
きっと背中を押してもらえるだろうという、僕の甘い気持ちは跳ね返され、今までに経験したことのない程の濃密な空間に圧倒されて帰ることになりました。
かなりの衝撃に整理がつかずにいたもので、その建物についての1冊の本があることを知り、早速購入したのですが、その本までも、ものすごい熱を帯びているのでした。