飛び石

2019.10.19

飛び石を見つけると、その先に目的がなくとも、何かに誘われるようにつたっていきます。

先日、高知県五台山竹林寺の飛び石に感じたこと。

飛び石は、和服を着ての所作を想定して配置している為、「小刻み」になります。

そして、砂利や苔を踏まないように、「確かに」歩を進めることになります。

私達現代人は、どうしても何かに追われるように生活している中で、暮らしの中にふっと、立ち止まる、スローダウンすることが必要なのではないかと感じました。

それを、先人の知恵を拝借しながら、建築として考えていきたいと思うのです。

 

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