飛び石を見つけると、その先に目的がなくとも、何かに誘われるようにつたっていきます。
先日、高知県五台山竹林寺の飛び石に感じたこと。
飛び石は、和服を着ての所作を想定して配置している為、「小刻み」になります。
そして、砂利や苔を踏まないように、「確かに」歩を進めることになります。
私達現代人は、どうしても何かに追われるように生活している中で、暮らしの中にふっと、立ち止まる、スローダウンすることが必要なのではないかと感じました。
それを、先人の知恵を拝借しながら、建築として考えていきたいと思うのです。