2018年12月29日。
事務所の大掃除が終わり、今年一年を振り返り、2019年のことを考えています。
今年の漢字が「災」でしたが、「ある画家のアトリエ」の建つ泉南地域は、台風により甚大な被害を受け、今もブルーシートで覆われた住宅が数多く見られます。
年末の挨拶に訪れた「ある画家のアトリエ」
何もなかったかのように佇んでいます。
建物は、この「何もなかったかのように佇むこと」こそが、第一であると改めて感じ、考えています。
そのうえで、日常の光や風を優しく取り込む建物を求めて、2019年もじっくり建築と向き合っていきたいと思います。