京町家をカフェと住まいにリノベーションする工事が着工しました。
まずは残すものと、新しくするものを再度確認。
ここで育ち、今この建物を引き継がれるクライアント。
建物をじっくり見ていくと、その当時のクライアントであるお父様、お母様、そして棟梁の会話が聞こえてくるような、そんな建物です。
受け継いでいけるもの、受け継ぐべきものを再度考える良い時間となりました。
帰りに、二条城に寄って「時を超える:美の基準」へ。
現代作家が1603年に築城され1867年の大政奉還の舞台ともなった歴史に対峙する4日間。
そして、今日はその最終日。
事務所に帰って、、、という気持ちはひとまず忘れることにして。
そこには、受け継がれながら、確かに生まれ続けているものがありました。